業務用エアコンを取付けるときに気をつけたい場所

業務用エアコンを取付けた後に水が出てくるというケースがありますが、原因は複数のことが考えられます。通常業務用エアコンは冷房運転することで、室内機の中で結露が起こります。内部の熱交換器を使って冷やし、冷えた熱交換器にファンで作った風を当てることによって室内に冷えた空気を送るという仕組みですが、熱交換器が冷えたところに湿った風が当たることで結露が生じるのです。また、熱交換器以外でも吹き出し口・パネル・本体などでも結露が起こることから、業務用エアコンの取付後に結露が大量に出てきた場合には業者に相談することが重要となります。

機器自体の設計ミス、場力があっていなかった、工事ミスのほか建物の空気の質や流れが悪い、建物の構造や材質との相性が悪いケースなどが考えられます。取付場所自体が悪いというケースもあるため、注意が必要です。人の出入りが激しい場所の近くに設置すると、人が出入りするたびに外の暖かい空気が入り込み室内機の冷たい空気と暖かい空気がぶつかることで結露につながります。結露を放っておくとカビの発生の原因になります。

結露が多いというときには設置した業者に相談します。業者でも原因がすぐに分かるわけではなく、一つ一つの原因を確かめていく必要がありますが、天井材がカビだらけになってしまうリスクもあるためしっかり原因を確かめるようにします。結露を避けるためにも、設置する場所などに注意して工事することが大切です。